ナンヨーウイング（2020年生、母エアシンフォニー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、中村德也によって1,650万円で落札された。

2歳（2022年）

8月27日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に敗れた。

3歳（2023年）

4月11日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキタノクーヴェルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月12日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた6戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

8月22日、中5週で迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた10戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマリノリリアンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

12月23日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのノエル賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

4歳（2024年）

1月21日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた14戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた16戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

8月31日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別韓国賞（新潟芝2200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた20戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

11月6日、中6週で迎えた21戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。