セーラーミラクル（1996年生、母ベルロビン）

Sailor Miracle

1996.04.04

セーラーミラクル（1996年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアーミジャー（当時6歳）と交配したベルロビンが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月6日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は430kg。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた2戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3歳（1999年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

2月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ジークフリードに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

2月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったゼンノストームにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンエムタイガーに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月11日、中3週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のローダンセ賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

9月12日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4歳（2000年）

3月25日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（福島芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で武英智騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた13戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。