トキノビクトリー（1989年生、母レデイーガーベラ）

トキノビクトリー（1989年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキョウエイプロミス（当時12歳）と交配したレデイーガーベラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地10戦0勝、地方18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の一般C5イ。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

8月18日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた3戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月23日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3歳（1992年）

8月1日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で合谷喜壮騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で合谷喜壮騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月23日、中7週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた11戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーミングデールに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1993年）

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C5ハ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川太行騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川太行騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた17戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C6（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブランドケラチから1馬身差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた19戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、一般C6（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンピーノに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月19日、中5週で迎えた21戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月12日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月23日、中5週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1994年）

4月17日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた28戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。