スパーカオル（1992年生、母エラリー）

Spur Kaoru

1992.03.29

スパーカオル（1992年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のイチトクオー（当時13歳）と交配したエラリーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は猪股 栄喜。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1994年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月18日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた2戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は水野貴広騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワークスポイントに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月28日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月13日、中7週で迎えた7戦目は、アラ系3歳オープン（福島ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は高山太郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。