フジヤマトザン（1990年生、母アサクサロンドン）
Fujiyama Tozan
1990.04.22
フジヤマトザン（1990年4月22日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時25歳）と交配したアサクサロンドンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーフレンズファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方40戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年のC2ハ。
経歴
デビュー前
戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1993年）
5月2日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 雨/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
5月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に敗れた。
5月29日、中1週で迎えた3戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず最後はケンタッキーサーブと並んで8着同着となった。
6月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
6月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
7月17日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
8月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。
8月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
11月3日、中9週で迎えた10戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（上山ダート1500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラマジックから7馬身差の2着に敗北した。
11月30日、中1週で迎えた12戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4歳（1994年）
3月14日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月3日、中6週で迎えた14戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月13日、中1週で迎えた17戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1995年）
6月6日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のターフスピリッツをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。
7月2日、中1週で迎えた20戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた22戦目は、文月特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーコールをアタマ差制して2勝目を手に入れた。
8月16日、中1週で迎えた23戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーコールからクビ差の2着に惜敗した。
9月3日、中2週で迎えた24戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、セプテンバーカップ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月17日、中1週で迎えた25戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、C2ハ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーファイトに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。
10月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ハ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた27戦目は、オータムカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6歳（1996年）
1月14日、中6週で迎えた30戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターストリームからハナ差の2着に甘んじた。
1月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた35戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3-4（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月17日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2-4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月30日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月26日、中3週で迎えた40戦目は、一般C3-8（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた41戦目は、一般C3-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月10日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3-6（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月4日、中3週で迎えた43戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月25日、中2週で迎えた44戦目は、一般C3-5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月9日、中1週で迎えた45戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月20日、中5週で迎えた46戦目は、一般C3-7（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月18日、中3週で迎えた47戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
7歳（1997年）
1月4日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月15日、中1週で迎えた49戦目は、一般C3 C4-8（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。