ジョキョク（2004年生、母ヒースネックレス）

ジョキョク（2004年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「序曲」。毛色は栗毛。種牡馬のカリズマティック（当時8歳）と交配したヒースネックレスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は佐藤鉄也。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の金沢競馬売店組合冨田売店杯(B8)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤陽一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって525万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、田島榮二郎によって945万円で落札された。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月11日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

4月1日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

8月12日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、川崎義和騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の金沢競馬売店組合冨田売店杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川崎義和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のバトルエリーゼをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月14日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川崎義和騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランドローザンヌに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-5（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた12戦目は、日本トーター杯（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウエイレインボーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を掴み取った。

12月10日、中2週で迎えた13戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月2日、中0週で迎えた15戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、ころ柿杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた17戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-6（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた19戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた21戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したショワサージュを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセルゲイエフを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

7月12日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。