サウンドビート（1990年生、母ミスニーフアン）

サウンドビート（1990年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のリキアイオー（当時14歳）と交配したミスニーフアンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1993年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

10月10日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ショウザンイチバンに交わされて2馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、コトブキリボンに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

11月8日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた5戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ファンドリマンナに交わされて5馬身差の2着に敗れた。

3歳（1993年）

1月10日、中5週で迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイセイロアに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月6日、連闘で迎えた8戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月11日、中8週で迎えた13戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1994年）

1月1日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。