フレンドセンプー（1985年生、母ニユーアルデ）

フレンドセンプー（1985年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栃栗毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時7歳）と交配したニユーアルデが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）元道牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂本栄三郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

6月21日、デビュー戦は星野忍騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/不良）に出走。馬体重は390kg。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、佐藤吉勝騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したモガミブランに半馬身届かず2着となった。

8月15日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤吉勝騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサシオギに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

3歳（1988年）

1月6日、中9週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1800m 晴/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は佐藤吉勝騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

2月20日、中5週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、紀州幸一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた14戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は紀州幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は紀州幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。