エルニーニョ（2017年生、母ラトーヌインパクト）

エルニーニョ（2017年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「神の子（西）」。毛色は芦毛。種牡馬のマコトスパルビエロ（当時13歳）と交配したラトーヌインパクトが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河小林牧場。主な勝ち鞍は2020年の祝武将様生誕記念特別。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

2月29日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月4日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモトップガンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の祝武将様生誕記念特別（高知ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のアキノヒーローに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月23日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3 19（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-20（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

4歳（2021年）

3月17日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3月31日、中1週で迎えた10戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた11戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-20（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 19（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。