ゼンダンノハゲミ（2021年生、母アンナヴァン）

Zendanno Hagemi

2021.03.06

ゼンダンノハゲミ（2021年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のモーニン（当時9歳）と交配したアンナヴァンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、的場牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会渡邊善男によって1,045万円で落札された。

飯田良弘厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

8月9日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トウケイカッタローに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスターダーリンに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月15日、中6週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2024年）

3月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、メロディメーカーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のメロディメーカーに6馬身の差をつけて順当に勝利した。