ダンスオレンジ（2000年生、母マウンテンタイム）

ダンスオレンジ（2000年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父父父名より＋オレンジ」。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時12歳）と交配したマウンテンタイムが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木忠義。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方25戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C2二三。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月12日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

3月9日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた3戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ビコーナターシャーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月1日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ミーシャトウショウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月3日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で穂苅寿彦騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4歳（2004年）

2月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg減らして迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月11日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、いわし雲特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月4日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月19日、中1週で迎えた17戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1五 C2一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

11月25日、中4週で迎えた18戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、ベイサイド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた19戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、ミレナリオ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5歳（2005年）

1月24日、中4週で迎えた20戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた22戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランドバリアーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

3月29日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアウトローをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた24戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、扇島特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた25戦目は、浮島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

7月27日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月9日、中3週で迎えた30戦目は、ベイサイド賞（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

12月21日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた32戦目は、一般C2二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩城方元騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

6歳（2006年）

1月26日、中4週で迎えた33戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2十1112（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。