ゲイメホーン（1988年生、母ロンチャリング）

Gay Mehorn

1988.05.10

ゲイメホーン（1988年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゲイメセン（当時13歳）と交配したロンチャリングが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は外舘 万明。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

松山吉三郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

12月2日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は406kg。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ウインザーローズに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（1991年）

1月19日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリアルウーマンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1992年）

2月2日、約9か月の休養明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた8戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

5月2日、中9週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉ノ井健志騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。