ワッチャネイム（2019年生、母サンレイジェム）

ワッチャネイム（2019年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「君の名は」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時13歳）と交配したサンレイジェムが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシグラップファーム。主な勝ち鞍は2022年のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山拓樹から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月19日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はサヴァンナナイツと並んで13着同着となった。

3歳（2022年）

5月29日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた5戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったパーフェクトボディに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトルヴァルツァーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月4日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦のほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、テイエムライコオに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は中山蓮王騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月9日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4歳（2023年）

4月23日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は中山蓮王騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR佐賀第1戦（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモーニングサクラを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を獲得した。

7月18日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた19戦目は、伊吹山のお花畑賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったパルスレートに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月15日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた22戦目は、うまてなしDX賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（12戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた24戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中山蓮王騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた25戦目は、FUJI佐賀競馬写真展開催記念レース（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中山蓮王騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。