キョウエイサウンド（2010年生、母カナディアンアプルーバル）

キョウエイサウンド（2010年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時13歳）と交配したカナディアンアプルーバルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大狩部牧場。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2012年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

武井和実厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2012年）

8月24日、デビュー戦は山林堂信彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のドリームゴーゴーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の若武者賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のかめ太郎特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた5戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のリバーサイドジュニア特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のサウンドホース賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2013年）

5月23日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の夏木立特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。