ローレルハイエスト（1997年生、母チバハイスキー）

ローレルハイエスト（1997年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミホノブルボン（当時8歳）と交配したチバハイスキーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。戦績は、中央平地24戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

10月10日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアプローズリボンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオースミツヨシに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2000年）

3月11日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着を確保した。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったマターラミツルにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中3週で迎えた16戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアイアンリアリティを半馬身振り切って勝利をモノにする

4歳（2001年）

5月12日、約7か月半の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた19戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた20戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の舞子特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月26日、中7週で迎えた22戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月15日、連闘で迎えた24戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。