ダイカツキング（1989年生、母マルシンパワー）

ダイカツキング（1989年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサルノキング（当時10歳）と交配したマルシンパワーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は貞広賢治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年のゴールドジュニアー。

経歴

デビュー前

木村万吉厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1991年）

7月3日、デビュー戦は田部和広騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は463kg。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のチャイナラフィアンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューパレードからハナ差の2着に甘んじた。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタカネダイヤに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田部和広騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイメロデーに1馬身の差をつけて3勝目を収める

11月14日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の青雲賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田部和広騎手（5戦3勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦の平和賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田部和広騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1992年）

2月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳戦のもくれん特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田部和広騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードシップに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月16日、中7週で迎えた9戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で田部和広騎手（8戦4勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。16着に敗れた。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳戦のしらさぎ賞（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田部和広騎手（9戦4勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月30日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、ウオーターサイド特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で田部和広騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月30日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で田部和広騎手（11戦4勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（1993年）

8月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた13戦目は、なぎさ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田部和広騎手（12戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月7日、中4週で迎えた14戦目は、サファイヤ特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で田部和広騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、新秋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で田部和広騎手（14戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシアスカに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月22日、中4週で迎えた16戦目は、晩秋特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で田部和広騎手（15戦5勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた17戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で田部和広騎手（16戦5勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシロークレスピンから1馬身差の2着となった。

5歳（1994年）

1月26日、中8週で迎えた18戦目は、ベイサイド特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で田部和広騎手（17戦5勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月27日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた20戦目は、葵特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は田部和広騎手（18戦5勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた21戦目は、みなづき特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（19戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた22戦目は、ふみづき特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤正人騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウハイマックに2馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

8月19日、中3週で迎えた23戦目は、葉月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた24戦目は、ながつき特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正人騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた25戦目は、オパール特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正人騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた26戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正人騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた27戦目は、及川靖騎手を鞍上に迎えて、大師特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた28戦目は、銀河特別（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤正人騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1995年）

1月10日、中3週で迎えた29戦目は、ベイサイド特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（1996年）

1月13日、約12か月半の休養明けで迎えた30戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリーステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた31戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、テレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

6月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた34戦目は、B2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた36戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のシムラウイングに半馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

9月1日、中1週で迎えた37戦目は、南関東（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2イ（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山口修騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた40戦目は、一般B（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。