ロマンゴールド（2005年生、母エイユージュリアン）

ロマンゴールド（2005年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「浪漫＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時11歳）と交配したエイユージュリアンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は貞広賢治。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年のOIT競馬部シゲル大賞典(一般C14)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、貞広賢治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

3月16日、デビュー戦は荻野要騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

9月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた7戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーミラクルからハナ差の2着となった。

12月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C22（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコウザンレディーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月29日、連闘で迎えた10戦目は、サカグチ雄建特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノシャダイに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた12戦目は、早春特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた14戦目は、香菜子は竜くんのもの杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた15戦目は、青木貴美子蕉夢苑退職記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸彦騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾林幸彦騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中0週で迎えた18戦目は、祝杏鈴高校合格&誕生日記念（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾林幸彦騎手（11戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイントレディーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月10日、連闘で迎えた19戦目は、松尾誠勇退特別記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で尾林幸彦騎手（12戦3勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で尾林幸彦騎手（13戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で尾林幸彦騎手（14戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた22戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムコテングから3/4馬身差の2着となった。

8月8日、中2週で迎えた24戦目は、OIT競馬部シゲル大賞典（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（16戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエイブルコスマーをクビ差制して4勝目を獲得した。

8月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（17戦4勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた26戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。