サノラカ（2018年生、母コーラルビュー）

サノラカ（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ハワイの女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時14歳）と交配したコーラルビューが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は豊洋牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2021年の一般C3-10。

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊洋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐野信幸によって378万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

7月18日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/重）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったキモンブラウンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月29日、中5週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月6日、連闘で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての8番人気で大外17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

10月31日、中7週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

3歳（2021年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月17日、中9週で迎えた7戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

7月10日、中9週で迎えた9戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた10戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のジョルジュサンクを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、ダリア特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったサノノショウグンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のデルマアメジストに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月28日、中1週で迎えた16戦目は、ノジギク特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた17戦目は、高知市こども劇場特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

4歳（2022年）

1月9日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で上田将司騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた19戦目は、たつやさん誕生祭特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で上田将司騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた20戦目は、濱尚美騎手応援特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で上田将司騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた21戦目は、bmb十周年記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で上田将司騎手（11戦2勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた22戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で上田将司騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で上田将司騎手（13戦2勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で上田将司騎手（14戦2勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

5月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で上田将司騎手（15戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で上田将司騎手（16戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で上田将司騎手（17戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた28戦目は、有難うメンちゃん特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で上田将司騎手（18戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた29戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、ゆりちゅっちゅっ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた30戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた31戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、玻璃くん誕生日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月18日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた33戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、秋陽特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2023年）

6月11日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた34戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた35戦目は、祝!遼太郎20歳特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた37戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村直輝騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村直輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた40戦目は、徳島県ミルクとすだち特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木村直輝騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた41戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村直輝騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月21日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村直輝騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた43戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。