カノヤライト（2000年生、母カノヤコスモ）

カノヤライト（2000年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋光」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時21歳）と交配したカノヤコスモが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

8月11日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

9月1日、中2週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサクセスウイッチを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタサントップガンを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月26日、中2週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3歳（2003年）

12月6日、約13か月半の休み明けで迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4歳（2004年）

1月17日、中3週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

11月7日、約9か月の休養明けで迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

5歳（2005年）

7月10日、約7か月の休養明けで迎えた14戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6歳（2006年）

3月15日、約8か月半の休養明けで迎えた15戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月13日、中0週で迎えた19戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月25日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた23戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた24戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた26戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（2007年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から29kg増やして迎えた29戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、中4週で迎えた30戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。