ホクテンシルク（1994年生、母ホクテンサファイア）

ホクテンシルク（1994年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時13歳）と交配したホクテンサファイアが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）マミーファーム。戦績は、中央平地26戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

9月14日、デビュー戦は菅原隆明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は420kg。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

11月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 外回り小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月21日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で菅原隆明騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず16着に終わった。

3歳（1997年）

1月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原隆明騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた6戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

4月13日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、板倉真由子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で板倉真由子騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（5戦0勝）。17頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は板倉真由子騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ナスノタカラに交わされて3馬身半差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（8戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

8月23日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆明騎手（9戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月30日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原隆明騎手（10戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月11日、中5週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原隆明騎手（11戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は板倉真由子騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月8日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（12戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

11月16日、連闘で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（13戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

11月29日、中1週で迎えた22戦目は、田村真来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

4歳（1998年）

4月12日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は板倉真由子騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月26日、中1週で迎えた24戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた25戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、柏崎特別（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた26戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月4日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（14戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。