コンフィチュール（1999年生、母バッフドオレンジ）

Confiture

1999.04.17

コンフィチュール（1999年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時13歳）と交配したバッフドオレンジが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地16戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月3日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトーワシャネルに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2002年）

5月25日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦1勝）。17頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

7月13日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

4歳（2003年）

6月22日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。17頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

8月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

5歳（2004年）

1月12日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた16戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。