ショルト（2014年生、母アンコンソールド）

ショルト（2014年6月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「しし座を構成する星の一つ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時13歳）と交配したアンコンソールドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。主な勝ち鞍は2018年の山茶花賞(一般C1十十一十二)。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

8月13日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2017年）

1月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3月1日、中6週で迎えた3戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスクリーバに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3月16日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

7月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミルクチョコに約13馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

7月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のキクノプルスに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月23日、中3週で迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップラズベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2018年）

4月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルソノリティに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月18日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブライトインベガスに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月25日、連闘で迎えた10戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（6戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトーホウボニータに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

6月27日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、あの3人がついにやってきた賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

7月13日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

11月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた13戦目は、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、山茶花賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のスプリングホープに5馬身の差をつけて優勝

12月5日、中2週で迎えた15戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、エムオーマンボに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中2週で迎えた16戦目は、サンタクロース賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、マントルパワーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5歳（2019年）

3月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のカーネーション特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、牝馬限定戦の夕凪特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。