ゴールドテースト（2008年生、母ソーニディソーニ）

ゴールドテースト（2008年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「金＋母父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したソーニディソーニが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村中一英。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の唐梅館絵巻レース(C1二)。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月19日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3歳（2011年）

4月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

6月6日、中8週で迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のグレートビームに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の唐梅館絵巻レース（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムファイターを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の宮古兜明神岳レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2十（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。