アストロボーイ（1986年生、母メナコマチ）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

6月11日、デビュー戦は松田幸春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヨシノアテンションを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月31日、中5週で迎えた3戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松田幸春騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3歳（1989年）

2月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のこぶし賞（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4月2日、中5週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月29日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の端午賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったカシワズスワローに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウワサンユウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

6月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳900万下のゆうすげステークス（中京芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

4歳（1990年）

1月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた10戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の神鍋特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったヤマノヒッターに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の姫路特別（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下のシドニートロフィー（京都芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月27日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の三田特別（阪神芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したテンザンブルースを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（6戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5歳（1991年）

4月27日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた17戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6歳（1992年）

1月19日、約9か月の休養明けで迎えた18戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた20戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆三騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆三騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。