クィーンワルツ（2006年生、母クィーンヘイロー）

クィーンワルツ（2006年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王の円舞曲」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時18歳）と交配したクィーンヘイローが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月1日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では決め手が足りず17着に終わった。

4月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず14着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったレラに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月29日、中1週で迎えた15戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月3日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた20戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のオヒメサンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安原勝久騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安原勝久騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた25戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月6日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安原勝久騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したジャッカルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月22日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンヒルフライに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月6日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（11戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

8月31日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（13戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（14戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したペガサスビームにアタマ差届かず2着となった。

10月27日、中1週で迎えた41戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（15戦2勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（16戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（17戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた45戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。