ハクサンコペル（1985年生、母コペルレディー）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

10月1日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は534kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた2戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4歳（1989年）

2月4日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤賢一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったダイユウサクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヘイアンビガーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中8週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の由布院特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた15戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の桑折特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月11日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上400万下の伊達特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したカストルボーイを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月3日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上400万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったキオイブラザーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月17日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西園正都騎手（9戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスターゲイザーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（1990年）

1月7日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西園正都騎手（10戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で西園正都騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西園正都騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。