スプリングアゲン（2014年生、母タシロスプリング）

スプリングアゲン（2014年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「もう一度はじけろ」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したタシロスプリングが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スイートファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、スイートファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、浅川皓司によって540万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月12日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

6月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月12日、中6週で迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月30日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。