アルテサーノ（2004年生、母エラドゥーラ）

アルテサーノ（2004年2月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「職人、工芸家（西）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時11歳）と交配したエラドゥーラが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

5月19日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入った。

9月1日、中2週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月18日、中6週で迎えた6戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハートオブライトに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた7戦目は、ホテル四季の風賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウィナーズステージ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中4週で迎えた8戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4歳（2008年）

2月16日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダッシュオンを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

4月13日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイセイスーパーをアタマ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターフラッシュを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。