リュウソウアラシ（2001年生、母ハナマンカイ）

リュウソウアラシ（2001年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「静岡の名山の竜爪山＋嵐」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時13歳）と交配したハナマンカイが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳B1。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月30日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

3歳（2004年）

3月23日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた4戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

8月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた5戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた7戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた8戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアタックモアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインコロナリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。