エーシンジョイフル（2008年生、母カンザスガール）

エーシンジョイフル（2008年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋喜びに満ちた」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時20歳）と交配したカンザスガールが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月26日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2011年）

1月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るライヴマジックを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。