プラウドヘリテージ（2019年生、母ゴールデンリーヴス）

プラウドヘリテージ（2019年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「誇り高き伝統」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時10歳）と交配したゴールデンリーヴスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

7月23日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤサカシュエットをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月22日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

4歳（2023年）

2月18日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月28日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサヨノフィールドを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

11月11日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（3戦2勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

5歳（2024年）

1月14日、中8週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（4戦2勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

3月2日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、リチャにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（6戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシゲルカミカゼに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。