トラストチェガン（2002年生、母メイショウクンプウ）

トラストチェガン（2002年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋最強（韓）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時9歳）と交配したメイショウクンプウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって420万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

11月13日、デビュー戦はD.ボニヤ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続でD.ボニヤ騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

3歳（2005年）

6月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく16着に敗れた。

7月23日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月23日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。