ムーランドール（2020年生、母フラワーシップ）

ムーランドール（2020年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄金の風車(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時10歳）と交配したフラワーシップが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は出口牧場。主な勝ち鞍は2023年の植村勇42年間よう頑張った還暦。

経歴

デビュー前

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月15日、デビュー戦は西塚洸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

2023年7月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月11日、中5週で迎えた3戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の植村勇42年間よう頑張った還暦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイグッドミネルバを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のサンキュー英愛フォーエバー記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエルーシアにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月18日、中3週で迎えた6戦目は、こむぎ4歳誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴィクトリーロードにハナ差届かず2着に甘んじた。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C15（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したミニストリーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモーニングビーチを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

12月15日、中3週で迎えた9戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、群遊記念☆囲碁脱出ゲーム555（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアウゲンブリックに3/4馬身届かず2着に敗北した。