グラスクエスト（2005年生、母ダンシンググラス）

グラスクエスト（2005年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時10歳）と交配したダンシンググラスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

5月3日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のフォーチュネイトルピナス特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったパーソナルテンエイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B8（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチョコフィオーレを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B8（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のフォックスフェイス賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-4（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のポインセチア賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で畑中信司騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた13戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックリストを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（12戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマヤノリバティを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のスイートピー賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（14戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた22戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（15戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で畑中信司騎手（16戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月6日、中7週で迎えた24戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で畑中信司騎手（17戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。