ビートザウイングス（2017年生、母ウイングドウィール）

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,200万円（80万×40口）で一口馬主が募集された。

2歳（2019年）

10月21日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

12月14日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

3歳（2020年）

4月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

6月14日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のラッキービープランをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月12日、中3週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 雨/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は武藤雅騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

12月26日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの立志賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（3戦1勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

4歳（2021年）

1月23日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月11日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラスの石打特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた13戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの姫川特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた14戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月1日、中9週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラスの出雲崎特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（6戦1勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた16戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月16日、中6週で迎えた17戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のスタッドリーを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

12月12日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

7月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの猪苗代特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた22戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの月岡温泉特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

9月19日、中5週で迎えた23戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2002メモリアルシンボリクリスエスカップ（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

11月5日、中6週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラス（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6歳（2023年）

1月28日、中7週で迎えた26戦目は、4歳以上2勝クラスの茶臼山高原特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

5月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上2勝クラスの信濃川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた29戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの八ヶ岳特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

8月20日、中7週で迎えた30戦目は、3歳以上2勝クラスの阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

2023年8月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月24日、中4週で迎えた31戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、鳥栖大賞（佐賀ダート2000m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、由布岳賞（佐賀ダート1860m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、国見岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた34戦目は、九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月23日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた35戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、玄界灘賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。