ナルコニコイコイ（2000年生、母ハイフレンドリブラ）

ナルコニコイコイ（2000年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「鳴子に来い来い（冠名＋来い来い）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したハイフレンドリブラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（有）高友産業。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月20日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい17着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンタージールから1馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1（上山ダート1250m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノホマレに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2（上山ダート1250m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた7戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（上山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（上山ダート1250m 小雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の夏休みだ!たかおバンザイ記念（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2004年）

5月2日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月9日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリノイクシオンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月15日、連闘で迎えた12戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リキアイダンサーに3/4馬身交わされて2着となった。

5月23日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノセンヒメに1馬身半の差をつけて制した。

6月20日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。