フジノアクション（1989年生、母ホウヨウミクニ）

フジノアクション（1989年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時15歳）と交配したホウヨウミクニが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

元石正雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月28日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったダイセンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、サンダーロイヤルに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月7日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田政人騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアイノササヤキを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月11日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

11月22日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4歳（1993年）

2月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月1日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月28日、中0週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノヴィクトリーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、涼風特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（1994年）

3月1日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月11日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。