ヨシノスイート（1988年生、母ダイナエッセ）

ヨシノスイート（1988年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時10歳）と交配したダイナエッセが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地17戦0勝2着1回、地方18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の佐賀競馬ヤングジョッキー特設(C1)。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

2月3日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマヤノプロシオンに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で宝来城多郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で宝来城多郎騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で宝来城多郎騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた17戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月23日、中6週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた18戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1992年）

1月2日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で土井道隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた21戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で土井道隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月3日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で土井道隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングダツシユからハナ差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土井道隆騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた24戦目は、C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で土井道隆騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で土井道隆騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた26戦目は、福井慎也騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ヤングジョッキー特設（佐賀ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後はキヤリアリストと並んで1着同着となった。

4月27日、中4週で迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福井慎也騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福井慎也騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福井慎也騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で福井慎也騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で福井慎也騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月22日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた33戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1993年）

1月1日、中0週で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた35戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。