クリノラピダス（2022年生、母リキサンエルピーダ）

Kurino Rapidus

2022.05.02

クリノラピダス（2022年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+迅速さ(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクフィ（当時15歳）と交配したリキサンエルピーダが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は北村牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 8戦1勝 [1-1-0-6/8]
• 総賞金 国内: 891万円
• 生年月日: 2022年5月2日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 谷潔 栗東
• 馬主: 栗本 篤志
• 生産者: 北村牧場
• セール落札価格: 220万円; 八戸市場 サラブレッド 1歳

指数の推移（直近7走）

• 7
  走
  前
• 6
  走
  前
• 5
  走
  前
• 4
  走
  前
• 3
  走
  前
• 2
  走
  前
• 前
  走

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身半

ベストレース

• レース名: 3歳未勝利
• 日付/馬齢: 2025年2月2日/3歳
• コース: 京都ダート1800m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 6.9倍/4番人気
• 馬番/頭数: 4番/9頭
• 天候: 曇 8.1℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/極遅
• レースラップ: 平均=12.8/ラスト=13.2
• レースペース: スロー
• 通過順位: 9-9-9-5
• 馬体重 増減: 458kg +2
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: 幸英明 57.0kg

血統

概要

母のリキサンエルピーダは中央平地3戦0勝、地方52戦4勝2着7回。祖母のリキサンピュアティは中央3勝（中山ダ[2勝:1800m],東京ダ[1600m]）。曾祖母のプリンセスリーベは中央4勝（京都ダ[1200m],小倉ダ[1000m],福島ダ[1000m],阪神ダ[1200m]）。父のマクフィは海外G1・2勝（仏国芝,英国芝）。

5代血統表

父の父 Dubawi 2002 （IRE）		Dubai Millennium 1996 （GB）	Seeking the Gold	Mr. Prospector
				Con Game
			Colorado Dancer	Shareef Dancer
				Fall Aspen
		Zomaradah 1995 （GB）	Deploy	Shirley Heights
				Slightly Dangerous
父 マクフィ 2007 （GB）			Jawaher	ダンシングブレーヴ
				High Tern
		Green Desert 1983 （USA）	Danzig	Northern Dancer
				Pas de Nom
父の母 Dhelaal 2002 （GB）			Foreign Courier	Sir Ivor
				Courtly Dee
		Irish Valley 1982 （USA）	Irish River	Riverman
				Irish Star
			Green Valley	Val de Loir
				Sly Pola
母の父 ネオユニヴァース 2000 （JPN）		サンデーサイレンス 1986 （USA）	Halo	Hail to Reason
				Cosmah
			Wishing Well	Understanding
				Mountain Flower
		ポインテッドパス 1984 （GB）	Kris	Sharpen Up
				Doubly Sure
母 リキサンエルピーダ 2011 （JPN）			Silken Way	Shantung
				Boulevard
		トニービン 1983 （IRE）	カンパラ	Kalamoun
				State Pension
母の母 リキサンピュアティ 2000 （JPN）			Severn Bridge	Hornbeam
				Priddy Fair
		プリンセスリーベ 1992 （JPN）	ノーザンテースト	Northern Dancer
				Lady Victoria
			プリンセスデリーデ	Vaguely Noble
				Flashy

血統分類

• サイアーライン: ミスタープロスペクター系
• ファミリーナンバー: 3-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2025/03/23 阪神	ダ1800m 良 晴	3歳1勝クラス	カナルビーグル 4.8	13 / 16	4枠 8番	田口貫太	57kg	284.8	16人	13-14-16-15	40.8 / 39.7	454	+2
2025/02/23 京都	ダ1900m 良 曇	3歳1勝クラス 1勝クラス	ルヴァンユニベール 1.4	10 / 10	2枠 2番	荻野極	57kg	60.6	10人	7-6-4-4	38.6 / 38.6	452	-6
2025/02/02 京都	ダ1800m 稍 曇	3歳未勝利	(キタノチェンジ) -0.2	1 / 9	4枠 4番	幸英明	57kg	6.9	4人	9-9-9-5	38.2 / 38.9	458	+2
2025/01/11 中京	ダ1800m 良 晴	3歳未勝利	エンマ 1.5	5 / 16	6枠 11番	幸英明	57kg	32.3	10人	15-15-14-13	38.8 / 38.4	456	+6
2024/12/21 京都	ダ1800m 良 曇	2歳未勝利	ダノンヴェステル 0.6	2 / 16	8枠 16番	幸英明	56kg	148.9	13人	14-14-10-8	38.3 / 38.7	450	-4
2024/11/30 京都	ダ1800m 稍 晴	2歳未勝利	メイケイレイン 1.6	8 / 11	6枠 7番	幸英明	56kg	83.4	9人	5-4-2-2	40.6 / 37.3	454	+8
2024/11/09 京都	ダ1800m 良 晴	2歳未勝利	ウォーターエルピス 0.7	5 / 14	4枠 5番	幸英明	56kg	105.4	11人	12-12-8-8	38.5 / 38.7	446	-2
2024/10/19 京都	芝1800m 良 小雨	2歳未勝利	タイセイリコルド 1.9	7 / 10	8枠 9番	幸英明	56kg	239.0	10人	10-10	35.7 / 36.5	448	+2
2024/10/05 京都	芝1600m 良 晴	2歳新馬	テレサ 1.9	10 / 15	7枠 12番	幸英明	56kg	185.5	12人	6-7	35.9 / 35.7	446

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北村牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、木村友典によって220万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月5日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったダノンヴェステルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3歳（2025年）

1月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキタノチェンジに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

2月23日、中2週で迎えた8戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた9戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。