コウエイゴールド（2015年生、母バクシンヒロイン）

コウエイゴールド（2015年3月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時16歳）と交配したバクシンヒロインが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。主な勝ち鞍は2018年の晃・寿美恵 12年ぶりに金沢に来た!記念(B6)。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月29日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

3歳（2018年）

5月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から32kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したキックオフにクビ差届かず2着となった。

7月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のむらぼっくり記念優駿会盃破（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の晃・寿美恵 12年ぶりに金沢に来た!記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャストザホマレに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったトミケンフィーナに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、ハシルプーオウ一人旅金沢競馬初来場記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で青柳正義騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で青柳正義騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で青柳正義騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた18戦目は、金沢競馬今年も1年お疲れ様&ありがとう杯特別編成（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で青柳正義騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

4歳（2019年）

3月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg減らして迎えた19戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（13戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた22戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた24戦目は、早稲田大学テンポイント存続令和突入記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた25戦目は、岩見記念杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。