ハルクバローズ（2020年生、母チャチャリーノ）

Hulk Barows

2020.05.17

ハルクバローズ（2020年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したチャチャリーノが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部 牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

石坂公一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月3日、デビュー戦はR.ムーア騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

3歳（2023年）

1月28日、中5週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったマヴォロンテに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のメモリーグラスをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

8月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って15着に敗れた。

10月15日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は富田暁騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。