ユウゼータ（2001年生、母ユウサレム）

Yu Zeta

2001.05.05

ユウゼータ（2001年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ文字の六番目の文字」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のユウトウセイ（当時11歳）と交配したユウサレムが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田 正嗣。戦績は、中央平地27戦2勝2着2回、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月20日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 雨/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウボーラーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルカアフリートを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3歳（2004年）

5月8日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴原央明騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で柴原央明騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

10月9日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 曇/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

12月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（2005年）

4月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴原央明騎手（10戦1勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

6月11日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で柴原央明騎手（11戦1勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

7月9日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴原央明騎手（12戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったクラシカルウィークに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴原央明騎手（13戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた16戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のオーシャンシチーをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

12月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（14戦1勝）。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

5歳（2006年）

2月12日、中9週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（15戦1勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、6着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（16戦1勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（17戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴原央明騎手（18戦1勝）。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた22戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた23戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の洛東特別（京都芝1400m 外回り 雨/良）に出走。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた24戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた26戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

12月3日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（19戦1勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6歳（2007年）

1月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた29戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のターボフラッシュに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月30日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。