トドロキテンシツー（2009年生、母アクセラレイション）

トドロキテンシツー（2009年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋天使＋２」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したアクセラレイションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方30戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2三。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、浅沼廣幸によって735万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

8月14日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

12月3日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

3歳（2012年）

2月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4月28日、中9週で迎えた5戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6月10日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

8月11日、中6週で迎えた8戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

9月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦の馬産地から笠松競馬へ応援杯3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

4歳（2013年）

1月9日、中0週で迎えた17戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大塚研司騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大塚研司騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大塚研司騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた21戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた22戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったヨシノタキシードに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月27日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るペルルフィーヌを別次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月6日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウカイボイジャーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月26日、連闘で迎えた28戦目は、北国の春全国大会レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた30戦目は、南部せんべいレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤマニンジンジャーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月8日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で陶文峰騎手（11戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で陶文峰騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた35戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で陶文峰騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で陶文峰騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で陶文峰騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤマニンエミュに1馬身3/4の差をつけて制した。

8月16日、中1週で迎えた38戦目は、県外避難者も頑張れ!レース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で陶文峰騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。