シゲルニンキカブ（2003年生、母シゲルタカネビケ）

シゲルニンキカブ（2003年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人気株」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時11歳）と交配したシゲルタカネビケが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田繁。戦績は、中央平地8戦0勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

6月19日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月20日、中5週で迎えた9戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリロマンスに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2006年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジュエルロマンに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

2月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンのフリージア賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンの荒尾レディース特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。