シルバーウエイブ（2009年生、母マルカアイチャン）

Silver Wave

2009.03.14

シルバーウエイブ（2009年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「銀の波。波濤」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したマルカアイチャンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の水仙賞(500万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、谷掛龍夫によって4,200万円で落札された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月22日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた14頭をごぼう抜きし、最後は2着のジェノアチャリスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2012年）

2月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、3歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のクリールカイザーに1馬身1/4の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

4月15日、中6週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず15着に終わった。