マイネルアデル（1988年生、母フミハヤテ）

マイネルアデル（1988年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスーパールーセント（当時6歳）と交配したフミハヤテが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は小葉松幸雄。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、中央障害9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

八木沢勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

12月8日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（1991年）

1月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したモガミデドンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中7週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったカシマテンザンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月19日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4歳（1992年）

3月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月16日、中6週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原洋一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原洋一騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で栗原洋一騎手（5戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケリボンから5馬身差の2着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で栗原洋一騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコーストロングに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5歳（1993年）

4月25日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた15戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は栗原洋一騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（8戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。