プボワールベール（2009年生、母ハルジュン）

プボワールベール（2009年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「緑の力（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時10歳）と交配したハルジュンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の4歳。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月18日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

3歳（2012年）

1月21日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

4月21日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着に入った。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい14着に敗れた。

6月6日、中4週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトカーネーション特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月16日、中0週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月18日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2013年）

1月22日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハーモニアスを3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

3月29日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

6月7日、中5週で迎えた14戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3六七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。