キャプテンガリバー（1996年生、母ヒダカダイアナ）

キャプテンガリバー（1996年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時13歳）と交配したヒダカダイアナが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方27戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,575万円（15.75万×100口）で一口馬主が募集された。

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月28日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた4戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月24日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたオールザモア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4歳（2000年）

1月9日、中6週で迎えた13戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、5歳C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月8日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラオーから6馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉優騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉優騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったデビルスエリートから半馬身差の2着となった。

9月16日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で千葉優騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングダンサーからアタマ差の2着に甘んじた。

9月23日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で千葉優騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で千葉優騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月10日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のオペラシンガーに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエックスワンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月2日、中1週で迎えた32戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月9日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（14戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（15戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた37戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツハルからクビ差の2着に甘んじた。

9月16日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。