トーホウスプライト（2011年生、母トーホウアスカ）

Toho Sprite

2011.04.11

トーホウスプライト（2011年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋妖精の一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時9歳）と交配したトーホウアスカが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

7月5日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウエフワンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中9週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（2016年）

5月21日、約20か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の三条特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。