ウイニングシュート（1998年生、母ロマンオークス）

ウイニングシュート（1998年4月6日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時8歳）と交配したロマンオークスが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高岸牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳B。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高岸牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、高岸牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

9月16日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3歳（2001年）

5月21日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月25日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノキープアップに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアカダケを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた9戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた15戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた23戦目は、中村剛士騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた24戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた29戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた37戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた39戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

5歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。